品質と持続性を重視し、長期的な視点で家のメンテナンスを計画する家主たちにとって、
外壁塗装は大きな関心事です。
その中でも選択に悩まれるのが、
艶ありと艶なし塗料をどちらにするのか?というところです。
そこで艶あり塗料と艶なし塗料の耐用年数と、
メリット・デメリットについて解説していきます。
□艶ありと艶なし塗料の耐用年数の真実
外壁塗装におけるツヤありとツヤなし塗料の選択は、ただの美観の問題だけではありません。
この選択が、家の耐用年数に大きな影響を及ぼすからです。
耐用年数という観点からツヤあり塗料とツヤなし塗料を比較してみました。
1:塗料の特性
艶あり塗料は、その滑らかな表面により、汚れが付きにくく、結果として塗膜の寿命を延ばします。
艶なし塗料は、周囲と調和し、ナチュラルな印象に仕上がります。
2:耐用年数の具体的な差
実際に、艶あり塗料は艶なし塗料に比べて、耐用年数が1.5年から3年程度長いとされています。
この差は、外壁塗装の全体的なコストを考慮するときに、非常に重要なポイントです。
3:選択の影響
耐久性と美観を考慮した場合、艶あり塗料の方が長期的なメンテナンス計画において考えると有利です。
しかし、艶なし塗料にもそれなりのメリットがあり、使用する環境や個人の好みに応じて選択することが重要です。
□外壁塗装における艶あり塗料と艶なし塗料のメリットとデメリット
艶あり塗料には、艶なし塗料にはない独自のメリットとデメリットがあります。
艶あり塗料を選択することで、家全体のメンテナンス計画に及ぼす具体的なメリットとデメリットについて考えてみましょう。
*艶あり塗料のメリット・デメリット
1:耐久性の向上
艶あり塗料は艶なしに比べて耐久性が高いため、塗り替えの頻度を減らせます。
2:美観の向上
滑らかで光沢のある表面は、新築のような美しさを長期間保てます。
3:光が反射してしまう
艶があると光を反射しやすく、特に太陽光が強い場所では眩しさを感じることがあります。
*艶なし塗料のメリット・デメリット
1:落ち着いた印象に仕上がる
光沢がないため、マットで落ち着いた仕上がりになります。
2:見た目が変化しにくい
艶なし塗料は、艶あり塗料と比べて、次回の塗装までに見た目が変化しにくいメリットがあります。
艶ありであれば、その艶は徐々に消失してしまいますが、艶なしであれば今の雰囲気をそのまま維持できます。
3:耐候性がやや低い
艶なし塗料には、艶を消すために添加物が含まれています。
そのため、強度が若干低下してしまいます。
耐久性が高い分、初期コストが高くなる傾向があります。
□ツヤの分量は選択できる
ここまで読んでくださった方は
「艶消し塗料にしたかったけどツヤありにした方がいいのかな?」
と感じてしまったかもしれません。
けれど、ツヤあり塗料でもツヤの分量で見え方は大きく変わります。
・ツヤあり
・7分ツヤ
・半ツヤ
・3分ツヤ
と、塗料が選べるものが多いので
ツヤは控えめにしたいという方は3分ツヤをお選びいただくとお好みに合いやすいです。
完全に艶なしの塗料を選択するのではなく、
ツヤの分量を考慮し選んでいくと
落ち着いた印象にしながらも
耐久性も望めますのでご安心くださいね。
□まとめ
外壁塗装において、艶ありと艶なし塗料の選択は、
単なる見た目の問題だけではなく
家のメンテナンス計画全体に影響を及ぼします。
個々の家の状況や家主の価値観に合った選択をされると
後悔のない塗り替えができるかと思います。
ハル塗装は、完全自社施工の塗装会社ですので
仕上がりがキレイであることはもちろん、
家を適切に補修し
守ることにフォーカスした外壁塗装をご提供します。